博多発祥の伝統芸能|筑前琵琶保存会 第61回定期演奏会「風の時代」
筑前琵琶保存会 第61回定期演奏会「風の時代」
- イベント名:筑前琵琶保存会 第61回定期演奏会「風の時代」
- 場所:SAWARAPIA(旧ももちパレス)福岡県立ももち文化センター 大ホール
- 使用機材:7000ルーメン高輝度プロジェクター ×1台
2025年10月13日、福岡市の**SAWARAPIA(旧ももちパレス)にて開催された- 筑前琵琶保存会 第61回定期演奏会「風の時代」-に、
映像演出チームとして参加しました。
本公演では、伝統芸能・筑前琵琶と映像技術を融合させ、物語の世界観を深める没入型演出を実現。
高輝度7000ルーメンプロジェクターを用いて、演奏に合わせた映像を空間全体に展開し、視覚と聴覚の両面から観客の感性に訴える舞台を構築しました。
イベントの様子
観客からは「映像があることで、より情景が浮かびやすくなった」、
「琵琶の音と映像が重なって心に残った」といった好評の声が多数寄せられました。
客席の集中力が高く、映像が“語り”の一部として機能していたことが実感されました。
筑前琵琶保存会について
筑前琵琶保存会は、1965年に設立された博多発祥の伝統芸能・筑前琵琶の継承団体定期演奏会をはじめ、博多どんたく港まつりや寺社での奉納演奏など、
地域文化に根差した活動を展開。
また、近年では映像や朗読、創作演目の導入にも積極的で、伝統と革新の共存を実現する舞台表現を追求しています。
伝統芸能に映像を添えて──共に創り上げた「風の時代」
「伝統芸能に映像を導入する」ことは、一見相反するように思われがちですが、今回のように語りと映像が補完しあうことで、物語の理解と没入感が飛躍的に向上すると実感しました。
前日のリハーサルまだ細かく修正作業等ありましたが、筑前琵琶保存会の皆様の挑戦の姿勢に、私たちも大きな刺激を受けました。
仕込みの様子
投影テスト、画角調整
プロジェクターの設置
オペレーション機材の設置